ジュリアには
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:サービス
[2019/01/13]
こんばんは、サービスの山形です。
ジュリアのエンジンルームには、
従来1個しかなかったラジェターリザーバ・タンクが2つあります。
ジュリアでは冷却系統が高温側と低温側に分かれておりそれぞれ独立しています。
高温側は従来通りエンジン本体、エンジンオイルクーラーと
排ガス対策部品、室内ヒーターを循環しています。
一方、低温側はターボシャージャーとインタークーラーを冷却しています。
従来インタークーラーは空冷でしたがジュリアでは水冷式になっています。
何故、水冷??
それはターボチャージャーで圧縮された空気が通る経路を
格段に短く出来るのでエンジンのレスポンスも良くなります。
更に水冷式は温度管理がし易い事もあります。
空冷式は走行速度、外気温により温度変化大きいのですが、
水冷式では一定の範囲内で温度管理できます。
発熱量の大きいエンジンの冷却と2系統に分かれた事により
低めの温度を維持出来るようになりました。
エンジンの吸入空気の温度を下がり空気密度が上がるので
エンジンの出力も上がります。スバラシイ!